2024年3月に、株式会社ニトリホールディングス（似鳥昭雄 代表取締役会長兼CEO）より、本庶佑 がん免疫総合研究センター長が進める研究活動に対して、ご寄附がありました。
がん免疫総合研究センターは、人類の悲願である「がんの完治」に向け、現在のがん免疫研究・治療における諸課題を世界に先駆けて解決すること、次世代のがん免疫研究者を育成することを目的とし、2020年4月に発足しました。2024年4月に、最先端研究を実施するにふさわしい研究拠点として、「がん免疫総合研究センターBristol Myers Squibb棟」が完成しました。
同社には、本センターの理念である「がん免疫研究を追求し、がんを制圧する」という大きなビジョンに共感いただき、この度のご寄附につながりました。ご寄附は、魅力ある最先端研究拠点の整備や次世代がん免疫研究者の育成等、センターの基礎整備に活用する予定です。
なお、本寄附に対する感謝の意を表し、このたび、「がん免疫総合研究センターBristol Myers Squibb棟」1階の多目的ホール（約170名収容）を「ニトリホール」と命名することとなりました。
ニトリホールは、学術講演会はもとより、一般にも開放する予定です。ホールを活用した演奏会等の文化活動や、企業と大学が連携したイベントの実施など、その活用による可能性が広がっています。
同ホールが、がん免疫研究の発展と、多くの人々が集い交流する場として、広く活用されることを願っています。
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